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受注代行サービスとは?メリットや費用相場、おすすめの代行会社6選もご紹介!

Last Updated on 2022年12月14日 by art-mylogi

ECサイトの運営の中でも工数やコストがかかるのが受注業務です。
ECサイトの規模が拡大すればするほど膨大な量になる受注業務が悩みの種だというEC運営者の方も多いのではないでしょうか。

煩雑な受注業務は、受注代行サービスを利用することで業務内容を効率化しスムーズに業務を進められるようになります。
そこで本記事では、受注代行サービスについてそのメリットや料金相場からおすすめの受注代行サービス会社まで含めてご紹介いたします。

この記事を監修した人

藤井 玲

2002年に楽天市場へ出店したことをきっかけに、EC支援サービスの提供をスタート。
累計18年、150社以上のサイト制作、運営経験を持つ。
一部上場企業のECサイトを10年間運営した経験から、運営全般、フルフィルメントの知見が豊富。
現在は、Shopify Expert Partnerとして、ECサイトの新規出店支援はもちろん、
売上改善や業務改善などのコンサルティングを手掛けている。

受注代行サービスとは?

受注代行サービスとは、ECサイトにおける受注業務を運営者に代わって行うサービスのことを指します。
受注業務はルーティンワークのような部分が多く、ECサイトの規模に合わせてどんどん煩雑化していく業務ではありますが、お客様の商品を管理するECサイトの運営上は欠かせない業務です。

しかし受注業務ばかりに集中してしまうと、商品企画やマーケティング施策などの基幹業務が疎かになってしまいます。
受注業務を外注することでそこに割くリソースを最小限に抑え、ECサイトの運営業務全体の効率化を図る1つの手段として注目を集めているのが受注代行サービスです。

受注代行サービスの業務内容

受注代行サービスの主な業務内容としては、まず受注データの処理があります。データ処理では、顧客から注文を確認して商品の在庫との称号・売り上げ処理などを行います。

加えて顧客へ注文確認メールの送信やクレジットカードなどの決済情報の処理を行います。最後に決済完了したことを確認して出荷作業をすすめ、それに関するデータ作成を行うまでが受注代行サービスの主な業務内容です。

受注代行サービスの提供会社にもよりますが、そのまま在庫の管理や商品の発送などの受注管理以外の物流業務も依頼可能な場合があります。さらに返品処理やコールセンターなどのカスタマーサポートも網羅している会社も存在します。

受注代行サービスのメリット

受注代行サービスを利用することで会社の予算や人員に余裕が生まれるというメリットが存在します。
受注作業は一軒当たりの作業量が多く、ECサイト運営業務の全体で見るとかなり負担の多い工程です。加えてその業務量はECサイトの規模が拡大すればするほど膨大なものになります。

受注業務に追われるとその他の業務に手が回らなくなりがちですが受注代行サービスを利用すれば、商品企画やマーケティング施策の考案などのECサイトの上利上げを上げていくための基幹業務に人員や予算を割けるようになります。

受注代行サービスの料金相場

まずは受注代行サービスの料金体系ですが、主に以下の2つに分かることができます。

・成果報酬型、従量課金型
・月額固定型

成果報酬型と従量課金型は毎月の固定費は掛かりませんが、厚かった受注処理件数や売上高によって最終的な費用が決定する料金形態のことです。
一方月額固定型とは毎月決まった額を支払う料金体系のことで、扱う件数による料金の変動はありません。

大まかな費用相場としては、成果報酬型と従量課金型は売り上げの5%から10%とされています。月額固定型は毎月1万円から10万円程度が相場とされています。
もちろんどの受注代行サービスを利用するのか、どこまでの業務を依頼するのか、ECサイトはどれくらいの規模なのかによって料金は変動します。
自社の状態と照らし合わせてどのサービスを利用するか検討しましょう。

おすすめの受注代行サービス会社6選

アートトレーディング株式会社

アートトレーディング株式会社は東京都渋谷区にあるECサイトの構築・運営代行会社です。自社サービスの「mylogi」を導入して受注代行サービスを提供しています。
ECサイトの構築・運営代行において豊富な実績を保有しているため、初めての方でも安心して業務を依頼することができます。

受注業務のみでなくその他の物流業務やECサイトの構築から運営までも一括で支援しているため、受注業務以外のサポート儲けたいという方におすすめの事業者です。

株式会社Roseau Pensant

株式会社Roseau Pensantは東京都港区にあるビジネス支援会社です。ECサイトの受注業務についても豊富な知見をもったスタッフが在籍しています。
加えてECサイトの抱えている課題を総合的に分析・診断し解決策の提案も行っています。

KSプレミアムスタッフ株式会社

KSプレミアムスタッフ株式会社は千葉県船橋市にある会社です。ECサイトも含めた様々な業種の受注処理・カスタマーサポートを行っています。
受注代行サービスについては、月100件未満~月100000件以上まで規模を問わず対応しています。

料金形態は従量課金制を基本としており、「低価格・高品質」なサービス提供が魅力の会社です。
加えて物流倉庫も保有しているため、受注~CS~物流までのフルフィルメント業務を全て任せることができます。

株式会社エフザタッチ

株式会社エフザタッチは静岡県にある受注受付代行会社です。毎月10000件以上の受注受付を行っており、豊富な注文代行実績が魅力です。
自社でコールセンターを構築しているため、インバウンドコール・アウトバウンドコールの両方で柔軟なカスタマーサポートを展開しています。
加えて24時間対応、外国語対応など幅広いサービス展開をしている点も同社の強みです。

株式会社ブランジスタ

株式会社ブランジスタは東京都渋谷区にあるECサイト運営代行会社です。同社の最大の特徴は世界20ヵ国に対応可能で越境ECサイト支援の実績が豊富という点です。特にアジア圏を中心に多くのECサイトを支援しているため、近隣の地域へでECサイトを運営している方におすすめです。

加えて初期費用無料、フルフィルメントサービスも含めたEC運営業務を一括で支援しているためスムーズな質の高いサービスを期待できます。

株式会社ECホールディングス


株式会社ECホールディングスは東京都目黒区にあるECサイトサイトの受注代行業務や物流・運営支援を行っている会社です。受注代行業務については10年以上の実績を持っており、大手通販サイトの受注業務代行も担当しています。
セキュリティーに対しての意識が高く、個人情報の管理を徹底し安心のサービスを提供できる体制を整えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は受注代行サービスについて、サービスの業務内容やメリット、費用相場やおすすめの受注代行サービス会社まで含めてご紹介いたしました。
受注業務を代行サービスによって効率化すれば、その他の業務に集中できるようになりECサイト全体の売り上げアップにもつながります。
この記事が、皆さんがECサイトを運営する際の参考になれば幸いです。

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物流業務を効率化するには?メリットやおすすめ物流システム3選も含めてご紹介!

Last Updated on 2021年12月21日 by art-mylogi

物流業務に取り組む中で在庫管理がうまくできなかったり、お客様に商品をお届けするまでに時間がかかってしまうなどの悩みをかかえている方は多いでしょう。この記事ではそういった方々の悩みを解決するために、物流業務の効率化についてメリットや具体的な効率化方法、おすすめのシステムなどを詳しく紹介していきます。是非この記事を物流業務の効率化に役立ててください。

物流業務の効率化が必要になった背景

EC市場拡大による配達量の増加

近年EC市場の拡大によって配達量が増加しており、ドライバーの負担が大きくなっています。そのため、ドライバーの労働環境の悪化が進んでいます。
また、ECサイト業界では他社との競争が激しくなっており、少しでもお客様に自社で購入をして頂けるように配達業務の効率化に注力して配達スピードを競うようになりました。
このように、ドライバーの負担を少しでも軽減して他社との競争に勝つためにも物流業務の効率化が必要になります。

物流業界の人材不足

現状物流業界の課題としてドライバーの高齢化と若手人材の確保ができていないことによる人材不足が挙げられます。
若手人材の確保ができていない背景には少子高齢化の影響と若者が物流業界の仕事に対して過酷な労働環境のイメージを持っていることで働き手が集まりにくいことが原因となっています。
そのため、これらの課題の対応策として物流業務の効率化を行って少しでもドライバー一人あたりの負担を軽減していく必要があります。

物流業務を効率化するメリット

コストが削減される

倉庫管理やトラックでの配送など物流業務は多岐に渡りますが、これらの物流業務を効率化することでそれぞれの業務にかかる人件費を削減できたり、時間を有効に活用できたりすることが可能になります。

顧客満足度が向上する

物流業務を効率化してお客様に商品をスムーズに届けることができる体制を整えることで、お客様の満足度の向上が期待できます。
また、先ほども述べたようにECサイト業界では配達スピードの競争が激しくなっています。そのため、物流業務を効率化して他社に負けない配達スピードを実現することでリピーターの獲得にもつなげることができます。

物流業務を効率化する方法

物流システムの導入

物流には「輸送」「保管」「荷役」「包装」「流通加工」の5つの要素があり、物流システムを導入することでこれらの物流に関する一連のプロセスを効率化したり、コストを削減したりすることができます。
物流システムと一言にいっても種類は在庫管理システム受注管理システム倉庫管理システムなど様々です。それぞれの物流システムの特徴を理解して導入を検討しましょう。

物流アウトソーシングの導入

物流アウトソーシングとは物流のプロフェッショナルである外部の専門業者に物流業務からシステム管理まで委託をすることです。
物流のプロフェッショナルに業務を担ってもらうことで、より高い物流品質を保つことができるため顧客満足度向上が期待できます。また、今まで物流業務にあてていた人員をコア業務にあてることで他業務に集中して取り組むことができます。

物流効率化におすすめシステム3選

mylogi


mylogiはアートトレーディング株式会社が提供する受注から物流までを一元管理するシステムです。複数倉庫管理やAPI連携による自動出荷が特徴です。
また、ワンポイントカスタムを活用することで自社独自の業務にあった機能を付け足すことができるのも大きな魅力です。必要な機能が揃っており、初心者でも操作が簡単にできるためおすすめのシステムです。

AiRLogi


AiRLogiは株式会社コマースロボティクスが提供する倉庫管理システムです。AiRLogiの主な特徴としては初期費用が安いことや大規模案件への対応実績があることが挙げられます。
また、AiRLogiはEC物流研究所を運営する物流プロ集団によって開発された倉庫管理システムです。そのため、特にECの倉庫管理で必要な機能が充実しています。

クラウドトーマス


株式会社関通が提供する倉庫管理システムです。クラウドトーマスの主な特徴としてはBtoCとBtoBどちらの物流現場にも対応可能なことや施設の規模に合わせたシステムの提供が可能なことが挙げられます。
また、導入するにあたって現地支援やオンラインで導入支援を行っているため、簡単に導入することができます。

物流を効率化した3つの事例

株式会社M・Kロジ


株式会社M・KロジではロジザードZEROの倉庫管理システムを導入したことで、以前の従業員の目視で行っていた検品作業でサイズやカラーの間違いなどのミスがなくなり正確性と効率が向上しました。

有限会社T・トレジャー


有限会社T・トレジャーは軽貨物による運輸事業をメインとする企業です。
Excelによる煩雑なデータ管理と配車手続きに大きな手間が取られていたため、運輸業向け日報請求管理システム「トラックスター」とWEB配車システムを導入しました。
その結果、配送ドライバーがスマートフォンで配送完了を入力するだけで日報に記録できるように改善されて業務の効率が向上しました。

清和海運株式会社


清和海運株式会社では物流センターでの業務効率の改善をするためにマンハッタン・アソシエイツの倉庫管理システムを導入しました。
導入前は紙ベースで在庫管理を行っていたためスムーズにいかないことがありました。しかし、システム導入後は効率的な在庫管理が可能になり誤出荷などのミスも減少しました。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は物流業務の効率化についてメリットや具体的な効率化方法、おすすめのシステムなどを詳しく紹介してきました。この記事が物流業務を効率化する際に参考になれば幸いです。

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